現場で使える Django REST Framework の薄い本【紙の本】(技術書典6バージョン)
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「Django(ジャンゴ)」は Python で Webアプリケーションを作成するためフレームワークですが、「Django REST Framework」という Django 専用のパッケージを使うことで、RESTful な API バックエンドを簡単に構築することができます。 実際の現場では、SPA(シングルページアプリケーション)やスマホアプリのバックエンドとしてよく利用されています。 本書は、Django REST Framework(DRF)を現場で使う際に必要となる基礎知識についてまとめた技術同人誌です。 前半は DRF の概要や全体像、コンポーネントごとの仕組みや使い方、セキュリティや認証などの基礎知識を座学で進めていきます。後半はチュートリアルおよび発展的な Tips という構成になっています。 DRF と Vue.js を連携して SPA を構築するチュートリアルを用意したので、SPAやBFF関連本としても楽しめる内容になっています。
★ 対象読者
本書の読者としては、 ・Django は何となく分かるが、Django REST Framework は初めてという方 ・Django REST Framework のまとまった日本語情報を手に入れたい方 ・Django REST Framework + Vue.js で SPA を構築したい方 ・現場で本格的に Django REST Framework を使いたい方 を想定しています。 最低限必要の知識としては、「Django の仕組みが何となく理解できていること」です。Django 公式チュートリアルや Django Girls チュートリアルをひと通り終えたくらいであれば、何とか理解できるレベルになっているかと思います。 拙著『現場で使える Django の教科書《基礎編》』を読み終えたくらいの知識があれば万全ですが、『現場で使える Django の教科書《実践編》』レベルの知識は不要でしょう。
◆ 目次
はじめに 第1章: Django REST Framework(DRF)の概要 第2章: モデル・シリアライザ・ビュー・URLconf の基本的な使い方 第3章: DRF とセキュリティ 第4章: DRF と認証 第5章: チュートリアル その1: DRF + CDN 版 Vue.js で Cookie 認証付き SPA をスピード構築 第6章: チュートリアル その2: DRF + Vue CLI 3 で JWT 認証付き SPA を本格構築 第7章: 現場で使える Tips 集 おわりに
★ 読みどころ
本文124ページほどの薄い本ですが、まるごと一冊「Django REST Framework」に関する日本語書籍は未だ世に出ておらず、おそらく日本初かと思います。 Django も Django REST Framework も何にも分からないという方でもちょっとした SPA が作れるように、第5章と第6章のチュートリアルで Django REST Framework と Vue.js を使った SPA のサンプルプロジェクトを2つ、簡単なものと少し難しめなものを用意しました。 これを手本に写経すれば、REST API を使った Webアプリケーションの仕組みが何となく掴めるのではないでしょうか。
◆ 著者
akiyoko(あきよこ) 1975年生まれ。東京大学農学部卒。微生物の世界からプログラミングの世界へ。Python・Django 好きのサーバサイドエンジニア。 2012年より技術ブログ「akiyoko blog」を継続中。 2018年2月、仮想通貨税金計算サービス「BITCOINTAX」を Django で開発。 同年4月、技術書典4で人生初の技術同人誌『現場で使える基礎 Django』を頒布。 同年8月、同人誌を改訂した『現場で使える Django の教科書《基礎編》』をKindleにて頒布。 同年10月、技術書典5で『現場で使える Django の教科書《実践編》』を頒布。 2019年4月、技術書典6で『現場で使える Django REST Framework の薄い本』を頒布。